現在、久しぶりにグレイッシュな絵を描いている。
描いているとその類の絵を描いていた頃があったのだとじわじわ思い出した。
それは約一年半前。
あの頃はジョルジョ・モランディに憧れてグレーを使っていた。
実物を見たことはないけれど、彼の画集を見ていると独特な魅力に引き込まれている自分がいた。
彼のグレーは自分が住んでいるアパートの壁を想起させられた。
同時にそれはどこか懐かしさも感じた。
無機物的でありながらもどこか暖かさがある。
僕はそんな絵に強く憧れた。
※写真は去年描いた作品《窓》
時が流れて、展示を重ね色んな作家さん達にも刺激を受けてきた。
改めて新鮮な気持ちで画面に向かえている気がする。
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