今年で故郷を離れて8年が経った。
栃木の端っこの小さな田舎町だった。
住んでいた頃は正直何もない場所だと思っていた。
しかし、そんな場所がたくさんのものと繋がっていたことを知るこの頃である。
自然、生態系、信仰、風習、産業、歴史…。
かつて親や親戚らが飲みの場でしていたような話が、自分が勉強していることと繋がることがある。
それはまさに点と線で繋がっていくような感覚だ。
もしかしたら何もないってことはないのかもしれない。
そして、まだまだ自分が知らない世界が広がっているのだろう。
もっと知りたい。
この目で見てみたいと強く思うのだ。
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