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  • 執筆者の写真星 和真

【松井文さんのレコ発へ。】

更新日:2023年12月30日


12月10日。日曜日。

天気は晴れだったと思います。



その日はシンガーソングライター松井文さんの3rdアルバム『窓から』のレコ初ライブのために高円寺に向かいました。僕がのジャケット絵を描かせていただいたアルバムです。





向かった先は高円寺のムーンストンプ。その日は会場にジャケットの原画を飾らせていただくことになっていたため、僕は絵を抱えて会場へ赴きました。自分の絵を見ながらライブを聴くなんてもちろん初めてのことなので何だか不思議な気持ちになりました。





実を言うと僕は5年ほど松井さんのファンで、彼女が所属しているのろしレコードのものも含めて何度かライブに足を運んでいます。その度に感動し、ずっと魅了され続けて来ました。そこで得た刺激は自分の絵にも影響を与えているのは確かです。そんな方のアルバム制作に絵を通して携わることができるなんて本当に夢の様です。





松井さんの演奏が始まるとギターの弦の音が会場に鳴り響いてゆきます。その音は軽やかで優しくもありながら、金属が擦れ合う締まりのあるものでした。



一曲目に歌われたのは「窓辺」。軽やかなストロークが心地よい僕もお気に入りの曲です。



聴いていると不思議なことに、目の前に飾られているジャケットの絵が自分の手元から離れていくような気がしました。松井さんの歌に絵の鳥が呼応して柔らかな街の景色に羽ばたいていく様に感じられたのです。その瞬間に感覚的ですが、この絵はもう自分だけのものではなくなったことを理解しました。



きっと松井さんを通してこの絵は様々な人たちのもとに羽ばたいていくのだと思います。それは絵の展示では味わったことの無い新しい感覚でした。感激です。



改めてこんな素晴らしい方と一緒に仕事ができたことを心から光栄に思います。





この日のライブは新アルバムからの曲を始め、他のアルバム曲やカバー曲も歌われました。カバーでは高田渡さんの「生活の柄」やザ・ディランⅡの「君の窓から」といった曲も歌われて大変な賑わいの下で終了しました。また原画を飾らせていただき、ご来場いただいた方々ともお話もできて貴重な時間を過ごすことができました。



この頃は展示を控えていたりと色々と立て込んでいて疲れていた時期ではありましたが、無理やり来て良かったと心から思えました。



改めて音楽、最高です。

やはり音楽は僕にとって欠かせない存在であり、いつもエネルギーを与えてくれます。



このような機会をいただけて僕は本当に幸せだと心から思えた時間になりました。




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